【活動報告】9/2-3 「第17回日本口腔ケア学会総会学術大会」にて講演およびポスター発表をさせていただきました

活動報告

人の心に火を灯し、誰もが自分で口腔ケアができる社会をつくる、CrossCareDental(クロスケアデンタル)です。

9/2(水)~9/3(木)の2日間にわたり、長崎ブリックホールで開催された「第17回日本口腔ケア学会総会学術大会」にて代表の瀧内博也が一般講演しました。

今回のテーマは「介護施設の非歯科医療従事者が行う標準化された週2回の口腔ケアによる肺炎予防効果の検討―誤嚥性肺炎ゼロプロジェクトー」についてお話させていただきました。

長崎ブリックホール

会場の長崎ブリックホール


また、同大会にて、クロスケアデンタルの歯科衛生士である小柳裕美、楠菜摘によるポスター発表も行いました。

テーマはそれぞれ、小栁からは「福岡市内の特別養護老人ホーム8施設の入院日数の観点を用いた肺炎発症の現状―誤嚥性肺炎ゼロプロジェクトー」を、楠からは「標準化された口腔ケアによる介護施設の肺炎および全ての疾患の予防効果の検討―誤嚥性肺炎ゼロプロジェクトー」を発表させていただきました!

楠発表ポスター

二人とも気合が入っています!(左:楠、右:小柳)


新型コロナウイルス感染症の影響で、軒並み各学会が中止もしくはオンラインでの開催になる中、今年唯一リアルで開催された学会でした。一方、台風9号の接近と重なってしまったことで、来場者もまばら。講演者も録音での発表も多く見受けられました。

これまで、瀧内個人の研究者として学会へは多数出席・発表をしてきたものの、クロスケアデンタルとしては初めての学会での発表となりました。

口腔ケア学会では、様々な講演やポスター発表がありました。中でも、口腔ケアが肺炎予防に繋がるということを取り上げている研究も見受けました。その研究課題としては、歯科医療従事者ではない人が行う口腔ケアということはまだまだ確立されていないということもありました。
瀧内一般口演
当社が取り組んでいる誤嚥性肺炎ゼロプロジェクトでは、既にゼロプロ式口腔ケアで「介護現場の肺炎による入院を予防してきた」という結果があります!標準化された口腔ケアのため、介護現場で具体的にどのようにしたら再現性があるのかということまで踏み込んでいます。

歯科の専門家が行うのではなく、非歯科医療従事者が行う口腔ケアで肺炎予防の結果が出ているということは、今回の学会でも唯一の内容でした。

今回参加した、弊社の歯科衛生士たちからも
「今、自分たちが日々やっていることに対して自信を持てた」
「他の人たちの話を聞くことで、口腔ケアだけでなく介護現場とどう向き合っていけばよいか勉強になった」
といった声がありました。

次は、老年歯科学会での発表が控えています。今後もクロスケアデンタルでは各学会でも取組み結果を積極的に発信していきたいと考えています!


今回をきっかけに、アカデミックな場所でも『誤嚥性肺炎ゼロプロジェクト』の認知度が拡大していくのではないかと期待しています。

当プロジェクトが全国へと広がり、誤嚥性肺炎で苦しむ方々の命が少しでも多く救われていくよう、全力でサポートしていきます!

おかげさまで、講演セミナーのご依頼を福岡以外に、佐賀、熊本、北九州、関東、関西から頂いております。ウェビナーでの講演ご依頼もぜひお待ちしております。

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TEL: 092-986-9600

口腔ケアで救える命がある。
誤嚥性肺炎ゼロを目指して一緒に活動をしていきましょう。

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全ての介護現場における誤嚥性肺炎を本気でゼロにしたい。

その想いから、徹底的に介護の現場に 寄り添える方法を追求しています。
ご検討いただいた結果、 「やっぱり今は難しい」でも 全く問題ありません。
少しでもご興味を持っていただけた方は、 お気軽にお尋ねください

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