人の心に火を灯し、誰もが自分で口腔ケアができる社会をつくる、CrossCareDental(クロスケアデンタル)です。
2月26日(火)に、福岡県後期高齢者連合主催で「高齢者の医療・介護・保険事業に関する研究会」が開催されました。
博多区千代にある福岡県自治会館にて行われ、参加者人数は50名でした。
今回、代表の瀧内が「誤嚥性肺炎ゼロに向けた口腔ケアの取り組みについて」という主題で基調講演をさせていただきました。
福岡市の特養施設での事例を基に、介護施設における現状と口腔ケアの効果について1時間ほどお話しました。
お話した中で特に強くご関心いただいたのは「介護職員が日々行う口腔ケアで、莫大な医療費削減ができること」です。
高齢化などにより今後の医療費増加が見込まれています。70歳以上の人の高額療養費の見直しなどもあり、医療費の削減は国にとっても必要不可欠な施策となっています。
また「口腔ケアは、介護職員の離職率低下にも貢献できること」についても、皆さん熱心にメモを取られていました。
介護の現場では、医療とは違い体の不調を改善に向かうあまり活動はありません。しかし、口腔ケアをすることで誤嚥性肺炎を防げるだけではなく、免疫力の向上など目に見える効果があるため、介護職員さんのやりがいへと繋がります。
繰り返しにはなりますが、口腔ケアを実施することで、誤嚥性肺炎が減少したという実績があります。
今後「誤嚥性肺炎ゼロプロジェクト」にご参加いただく地域の方と一緒になって、そのプロセスを解明していきたいと思います。
また、今回お聞きいただいた方の地域でも、誤嚥性肺炎ゼロプロジェクトの輪がどんどん広がるといいなと思います。
医療費削減をしたい自治体関係者の方、科学的介護のプロセス解明にご協力頂ける方は、ぜひお声掛けください。
お問い合わせフォーム
TEL: 092-986-9600
口腔ケアで救える命がある。
誤嚥性肺炎ゼロを目指して一緒に活動をしていきましょう。