人の心に火を灯し、誰もが自分で口腔ケアができる社会をつくる、CrossCareDental(クロスケアデンタル)です。
7月27日(土)に、介護現場に学びの場を作る産学官のネットワーククロスケアネットワーク(以下、CCN) が設立を記念して、九州大学大学院⻭学研究院 ⻭学部学生実習棟 講義室にて「多職種連携口腔ケア キックオフセミナー」を開催しました。
CCNは、介護に携わる人たちが誇りと自信を持って働ける環境と、施設の枠を超える繋がりの構築を目指すため設立しました。
設立を記念した第一回目のキックオフセミナーには、学生から社会人の方まで介護に携わる24名の方々にご参加いただきました。
第1部では、高齢者の肺炎を劇的に減らした口腔ケアとはどのようなものか、弊社代表でもある⻭科医師・博士の瀧内による講義。
「介護と医療が協力していく場を作っていきたい」という想いで発足した「誤嚥性肺炎ゼロプロジェクト」。口腔ケアによる効果や、実際に口腔ケアを導入した施設での変化などについてもお話させていただきました。
第2部では、正しく・負担なく行えるブラッシング&リハビリマッサージを実演、実習。
まずは、道具についての説明や、受講者の中からモデルになってもらって実際に前で口腔ケアをしながら説明を行いました。
そして、今度はリハビリマッサージです。
こちらもまずは説明を受けてからの実践です。
みなさんちょっと恥ずかしながらも、笑顔でお互いのお口を口腔ケアしました。
シンプルで標準化された口腔ケアを行うことで、目の前の人を誤嚥性肺炎から守ることができます。
今後も、介護施設・在宅介護関係者問わず口腔ケアを学ぶことのできる場となるよう月一回、九州大学にてセミナーを開催していく予定です。
次回の開催は、8/24(土)13時~となります。
介護、歯科衛生学を学ぶ学生の皆様から、施設等で働く介護士の皆様、ご自宅で介護をされている在宅介護の皆様まで、介護に携わる全ての方々のご参加をお待ちしております。
「誤嚥性肺炎ゼロを目指す口腔ケア」で目の前の人たちの命を守っていくお手伝いができればと思います。