人の心に火を灯し、誰もが自分で口腔ケアができる社会をつくる、CrossCareDental(クロスケアデンタル)です。
3月3日(日)に、福岡県春日市にある春日クローバープラザにて、「誤嚥性肺炎を防ぐ〜介護福祉士にできること〜」という演題で基調講演を代表の瀧内が実施しました。時間は1.5時間と今までご依頼頂いた基調講演の中では最長の時間でした。
公益社団法人福岡県介護福祉士学会さまが主催で行われ、70名もの介護福祉士のかたにご参加いただきました。
今回のきっかけとなったのは、昨年熊本で開催された「介護福祉士学会全国大会」にて論文発表した際にご好評を頂き、ご依頼いただくことで実現しました。
ちなみに、介護福祉士は、数ある介護の資格の中でも唯一の国家資格です。2016年度から、必ず国家試験を受験して合格することが必須となりました。
介護福祉士になるための国家試験を受験するには、以下の3ルートあります。
・養成施設ルート :養成施設で2年以上の実務経験
・福祉系高校ルート:福祉系高校卒業
・実務経験ルート :実務経験3年以上+実務者研修(450時間)
介護業界では特に「人材不足」が叫ばれているので、若い人たちにはぜひチャレンジしてもらいたいものです。
少し話が逸れてしまいましたが、基調講演後には
「ぜひ自分が勤務している施設でも誤嚥性肺炎ゼロプロジェクトに取り組んでみたい」
「話を聞くまでは負担が増えたらどうしようと思っていましたが、週2回で1回5分くらいの口腔ケアと聞き安心しました」
といったご感想をいただきました。
また、ご質問の中で「お口を開けてくれない抵抗の強い人にはどうしたら良いですか?」といったものがございました。こちらはよくある質問なのですが、そのような場合は無理に自分たちで口腔ケアをしようとはせずにそんな時こそプロフェッショナルな訪問歯科さんにお願いしてください。
今回ご参加された方の施設でも、誤嚥性肺炎ゼロプロジェクトの輪が広がれば良いなと思います。
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TEL: 092-986-9600
口腔ケアで救える命がある。
誤嚥性肺炎ゼロを目指して一緒に活動をしていきましょう。